【ブログ30】あなたのそのスクワット、バットウインクではありませんか
こんにちは
代表の菅原です
今回はトレーニングでよく行うスクワットについてお話ししていきます。
また、今回の内容はYouTubeでも動画でご紹介していますので、是非そちらもご覧くださいね
では、本題に入ります。
【スクワットをやる意味】
ダイエットでもバルクアップでも、リハビリテーションでもどんな目的のトレーニングでもよく行われるのがスクワット
なぜこのトレーニングがよく行われるのか分かりますか
やっている方の中にはよく分からないけど何となくやっているなんて方も多いかもしれません。
ですが、どうせやるならやる意味をしっかり知った上でやった方がより効果が出やすいと思いますよ〜
例えば、ダイエットが目的の方であれば脂肪燃焼の為に代謝を高めることが必要です。
そのためには大きな筋肉を使用したり、より沢山の筋肉を動員するような筋トレを行うことが脂肪燃焼に繋がります。
そういった観点で考えると、身体の中で大きな筋肉である下半身の筋肉を使用するスクワットは下半身だけにとどまらず、腹筋も背筋も全身を使用するためにより沢山の筋肉を動員します。
そのためにダイエットの方はスクワットはやっているのではと、推測しますし、私はそう考えて種目を選びます。
という感じで、、、どのトレーニング種目にもやる意味というものが必ずあります。
なのでもし、よく分からないけどやっているようなトレーニングがあれば意味を考えてみたり、もしパーソナルを受けていてやっている意味がそもそもよく分からないのであれば、担当のトレーナーさんに聞いてみてください
さてでは、やる目的が分かったら、そこからスクワットのフォームが決まってきます。
【バットウインクにご注意】
では、ここからスクワットのフォームを解説します。
先ほどのダイエットが目的だった場合の自重トレーニングで説明していきます。
下半身の大きな筋肉を使用する事と、より全身の筋肉を使用する事がスクワットの目的なので、大事なのは股関節がしっかりと動けているかがポイントになります
股関節がしっかりと動けることで、大きな筋肉である大殿筋やももの裏側の筋肉が働きやすくなったり、腹筋や背筋がバランスよく機能していきます。
そこで、スクワットをやる際によく起こる動きのエラーが、題名にあげている「バットウインク」というものになります
どういうものかというと、腰を下ろしたいわゆるボトムポジションという姿勢で腰骨や骨盤が丸まった形になるエラーを指します。
正しいフォーム
バットウインク
バットウインクの形で動くと、ももの前側の働きばかりになり、バランスよく沢山の筋肉を動員したいっていう目的からズレてきます
また、それだけでなく膝や腰を怪我するリスクも高まります
そういった面からすると、どんな目的でやるスクワットでも出したくないエラーでもあります
【バットウインクの改善方法】
ではバットウインクの改善方法を解説していきます
そもそも、バットウインクは意識だけではなかなか修正できません。
なぜなら、本人の常日頃の体の動きの癖が関連しているからです。
であれば、正い動きの癖を身体に新たにインプットしていかなけらばなりませんよね
ご紹介するのは二つ。
1. オールフォー・ヒップフレクション
・手は肩幅、膝はやや腰幅より開き、足先は閉じておきます
・肘をしっかりと伸ばし、お尻の後ろ側-背中の上側-後頭部が一直線に並ぶようにポジションをとります
・そのままの姿勢を保ちながらお尻を踵へ近づけるように股関節を曲げ3秒ほどキープしたら戻します
・それでも丸まってしまう場合は膝の位置を調整して、丸まらない膝幅を探してみてください
・20回程度を3セット程度やってみてください
2. ニーリング・ヒップフレクション
・手は椅子や壁などに置き身体を安定させます(慣れてきたら手を離していいです)
・1. と同様の足の形で、背中を真っ直ぐにして股関節を曲げます
・股関節を曲げ、3秒ほどキープしたら戻します
・20回程度を3セットやってみてください
・ここまでやったらスクワットにチャレンジ!
この二つは同じような動きですが、難易度が1→2の順で高くなります。
そのため、順番としては1からスタートして頂けたらと思います。
この順番は赤ちゃんの運動発達の順序に沿っています。
人間の発達順序はある程度規則に沿って発達していきます。
寝返り→四つ這い→ハイハイ→膝立ち→立つ→歩く. . . みたいに
つまり今現在できないことを修正するためには、その動きの前の段階の動きから治さないといけないって話です
ちょっとマニアックで難しいですかね 笑
何となくへ〜って思ってもらえるくらいでいいです 笑
そんな理由からスクワットより前段階のハイハイの形。四つ這いの形での股関節の動きのエクササイズ。
それがある程度滑らかになってきたら次は膝立ちで股関節のエクササイズ。
のように徐々に発展させていくと、崩れた動きのエラーが修正されていきます。
もし家に姿見などがあるようでしたら、初めは鏡をみながらやり徐々に鏡を見ないで練習してみてください。
必ず正しいスクワットが出来るはずです
動画をYouTubeで挙げていますので是非そちらのご確認もお願い致します。
どうしても改善されない場合は股関節周囲の筋肉の柔軟性の問題や股関節の形状の問題もあるかもしれないので、そのような方は是非パーソナルでみてもらってください。
もちろんオハナジムでもみますよっ
では、今回のブログはここまで
このブログが少しでも皆様の健康のお役に立てたら幸いです
ではっ
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